思い出話

皆さん、お盆は実家に帰られたり、親戚一同集まって宴会など、それぞれ楽しいひとときを過ごされていると思います。(^^)
お盆とは関係ないのですが、幼少の頃、母方の祖母宅に行ったときの思い出を綴ってみようと思います。
岡山市内も空襲で酷い目にあって、戦後30年経ったか経たなかったぐらい。
ちょうど高度経済成長に入りかけたぐらいの頃です。
あの頃、お風呂といえば銭湯。
叔母、従兄弟、母と一緒に近所の銭湯に行っていました。
各家庭にトイレはあったけど、お風呂はそんなに普及していませんでした。
名前は「みどり湯」(H21.5.30廃業)
暖簾をくぐって、中に入ると、番頭台に女将さんが座っていてお金を先に払って、広い脱衣場の壁には当時上映中の映画のポスターがいっぱい貼られていたりして、それを見るのが楽しみで、、、。
尺貫法で表示された体重計やらマッサージチェアもね。
中は壁一面にお決まりの富士山の絵が描かれていました。
そしてお風呂から上がると、珈琲牛乳だったかな?
瓶に入っていて蓋が紙で出来ているヤツ。(笑)
当時30円か50円ぐらいだったと記憶しています。
あれが美味しくてね!(^^)
夏はアイスクリームを買って貰ったり…。
銭湯に行くことが、私にとって一つのエンターテインメントでした。
ある日、父が一緒に母方の祖母宅来たとき銭湯に行きました。
それまでは、私も幼なく母に連れられてでしたので「女湯」の方に入っていましたから、初めて「男湯」の方に入った時の事だったと思います。^^
頭を洗って貰い終わり顔を上げると、服を着た人たちが沢山いました。
(当時、まだ4歳ぐらいの私には服を着ているように見えたw)
私はその人達の方角を指さし、
父に「あのおじちゃんたち服を着てお風呂に入っている!」
m9(`・ω・´)
って叫んじゃいました…。
その瞬間、父に「バカっ!」って、頭をたたかれました。
私は訳が分からず泣いていたと思います。(T_T)
おじちゃん達は、服を着てお風呂に入る訳はなく、
つまり背中から肩、腕にかけて立派な彫り物をされていたのでした。(^^;)
今で言うなら私は完全なKY(空気読めない)ですな。(笑
立派な彫り物をされたおじちゃん達は、幼いわたしの方を見てみんなニコニコ~
(^_^メ)(^^メ)(^^メ)(^^メ)
この時の父はきっと文字通り「針の筵」だっただろうと思います(^^;)
 
(写真と本文は関係ありません)
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